「“TRIBE（トライブ）”は、自由気ままに断続的な位置づけを持つ、最もはかなく、一時的で使い捨て的なスタイルです。TRIBE ONE（トライブ・ワン）はTRIBEシリーズ3部作の最初の作品で、超個性的でグローバルなTribe（種族）への再考がなされていて、その特異なビジュアル基準がミックス、リマスターされ、若々しいクールさの3つの新ビジョンを創りあげています。


「LOVE」は、正真正銘のロックンロールのロマン主義です。それは、ラファエル前派－19世紀の芸術家たちの反抗－の象徴主義を取り入れ、1990年代のグランジを通過し、今日の新しいロックな姿勢への道をたどります。


「WHITE NOISE（ホワイトノイズ、白色雑音）」は、完全なエレガンスを生み出します。これはミニマルアート主義者による、純粋な抽象性と測地学的なシェイプの提案で、現代文化の嵐から避難する為の穏やかな場所です。


「FRUIT」は、サイバースペースで埋め尽くされた、混乱の世界を映し出します。万華鏡的で漫画チックなカラーがこの種族を集団から際立たせています。


フレキシブルなカットとカラーテクニック両方が個性を推し進め、それぞれのTribeを結合しています。 写実的な外周は、目に見えないレイヤーと組み合わされ、際立った生き生きとしたものから、予想外で編集的なものへと切り替わるようなシェイプを創りあげます。カラーは微妙なフェードの連続の中にグラデーションされ、暗さから明るさ、または明るさから暗さへと髪全体に広がる、もしくは頭をぐるりと回る楕円のラインに応用されています。柔らかいローズ色は、濃い赤を経て濃いクリムゾンレッドに変化します。カラーはブレンドされ、ブルーからバイオレット、そしてブラックに融合していきます。